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TMS(経頭蓋磁気刺激)とは

「TMSはフィクションではない」

「幻肢」の中で主人公が受けた治療はTMSというもの。映画の中で、椅子に横たわった主人公が頭部を固定され、おでこの左上あたりに磁気を当てられる。治療が始まるとタタタタタッという磁気刺激の音が聞こえて来る。静かに目を閉じた主人公に何が起こっているのか・・・・・・。


医学部の研究室で行われるという設定の「TMS」という治療は、未来を描いたSFの中の話のようにも思えますが、これは決してフィクションではありません。アメリカでは2008年から広く行われているうつ病の治療法で、「TMS(経頭蓋磁気刺激)」と呼ばれるものなのです。

患者は椅子に横たわり、手のひらくらいの大きさのコイルを頭に当てて、あとはそこから発せられる磁気刺激に身をまかせます。標準的には週に3回~5回、1回40分ほどの治療を数週間受けることになっていますが、早い人では数回で効果が表れるとも言われています。


身体の外からの刺激でうつ病が本当に治るの?と思う人もいるかもしれませんが、このTMSは科学的な根拠に基づいた治療でその効果も検証されていて、アメリカのFDA(日本では厚生労働省にあたる所)の認可も取っています。

頭蓋骨の外から与えられた刺激は脳に伝わり、うつ病で機能が落ちている脳の部位、前頭葉を活性化させたり血流を回復させたりするのです。薬のような副作用が無いので、若年層や高齢者、妊娠している女性でも受けられる治療ということです。

TMS(経頭蓋磁気治療法)が出てくる本

幻肢 島田荘司(著)

幻肢 島田荘司(著)

交通事故を起こして大怪我をしてERに運び込まれた医大生・糸永遥は、一過性全健忘により自分の名前さえ思い出せない。思い出せたのは恋人の雅人の名前だけだった。治療の結果、記憶は回復していくが、事故当時の状況だけがどうしても思い出せない。不安と焦燥でうつ病を発症した遥は、治療のためTMS(経頭蓋磁気刺激法)を受けるが、治療直後から恋人の幻を見るようになる。映画「幻肢」の原作にして、男女の役割が入れ替わった完全別バージョンのオリジナル・ ストーリー。


シンドロームE フランク・ティリエ(著)

シンドロームE フランク・ティリエ(著)

急死した収集家のコレクションに眠っていた謎の短篇映画。奇怪な描写が続くその映画を見たコレクターは、映画が終わる前に失明してしまった。映画の秘密を探るリューシー警部補の行く手には、何者かが立ちはだかる。一方、五体もの死体が工事現場で発見された事件を追うシャルコ警視は、死体から脳髄と 眼球が抜き取られている事実に着目するが……ふたつの事件を結ぶ糸があることを、二人はまだ知る由もなかった。この本の中では、シャルコ警部補がTMS(経頭蓋磁気治療法)を受けている。

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