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受験うつの対応
受験うつ克服のための注意点

受験うつの治療は早期にはじめることが大切です。
とはいえ、治療の方法はよく選ばないといけません。
うつ病の治療では投薬方法がよく使われますが、受験うつの場合、それが有効だとは限りません。

「抗うつ薬」のデメリットを先に知っておきましょう

すぐに効果が出ない

飲んですぐ効果が出るわけではありません。平均して1~2週間はかかります。
つまり、受験勉強をすぐ再開できるわけではありません。

飲み続けないといけない

効果が出ても、服用をとめるとまた症状が戻ってきます。平均的な服用期間は半年程度です。

体質に合った薬を探さないといけない

受験生ひとりひとり、体質は異なります。何種類もの薬を服用しないと、自分に適合した薬に出会えないこともあります。

青年期の抗うつ薬治療の危険性

自殺の危険がある時など重度の症状が見られる場合には投薬は必要なものです。しかし抗うつ薬は決してすべての人に最適な治療ではありません。抗うつ薬にはそれぞれ副作用があり、未成年への処方は安全性への懸念もあります。投薬治療を決める前にメリット・デメリットのバランスを考えることが必要です。

思春期の脳と抗うつ薬

抗うつ薬は成人を対象に開発と試験が行われた薬品なので、成長段階の脳にどのような影響があるのかは未だ解明していません。抗うつ薬によっては成長段階の脳に影響を及ぼす可能性を指摘する研究もあります。思春期の脳の成長のスピードは速いので、脳のストレス処理や感情をコントロールする機能に特に抗うつ薬の影響が出てくることが考えられます。

抗うつ薬による自殺

思春期に抗うつ薬を服用すると自殺のリスクが高まることがあります。
抗うつ薬には「24歳までの患者に使用すると医学的に深刻な、時には生命に関わる副作用を引き起こすリスクを伴う」という警告がラベルに記載されているものもあります。自殺の危険性は服薬を始めた最初の2か月に最も高くなると言われています。躁うつ病の患者、親族に躁うつ病がいる患者、以前に自殺を企てたことがある患者については、抗うつ薬による自殺の危険性はより高いものになります。
思春期のうつ病患者が抗うつ薬を服用する場合は、症状の変化を見落とさないよう丁寧に観察しなければなりません。投薬治療中に、そわそわして落ち着きがなくなったり、イライラしてきたり、怒りっぽくなってきたら要注意です。投薬中に、それまでとは違う言動を見せるようになったら赤信号と言えます。

薬の副作用の危険

抗うつ薬には、次のような副作用があります。

・のどの渇き
・排尿障害
・胃腸障害や便秘
・頭痛
・眠気
・不安感の増大
・脳の成長を阻害
・自殺の危険性を上げる
・イライラ・怒りが増加して、暴力・自虐行為につながる

副作用は、薬の量や薬への感受性ほか、健康状態等の影響も受けるため、予測が難しいのが現状です。

厚生労働省から指摘された18歳未満への治療に対する問題点
2013年3月29日、厚労省医薬食品局は、新規抗うつ薬として使用されているSSRI(選択型セロトニン再取り込み阻害薬)の一部の薬品に対し、18歳未満の大うつ病性障害患者への 投与について、薬の有効性は確認できないことから、「適応を慎重に検討すること」を使用上の注意の中に追記するといった改訂を要請しており、「受験うつ」が身近な問題としてある14~18歳を中心とした層には投薬治療以外の治療法を検討する必要があります。
参照 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002ygw3.html

アメリカの事例(投薬治療からの脱却)

アメリカでは10代のうつ病が多く、未成年対象の治療も早くから続けられてきました。
しかし10代で発症すると、その後何十年にもわたって抗うつ薬の副作用に苦しむ人が続出しました。
そのためアメリカでは、薬に頼らない治療が求められてきました。

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