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「老人性うつ」の人との接し方、4つのポイント

「老人性うつ」の人との接し方、4つのポイント

社会の高齢化が進む中、60代以降の高齢者にもうつ病や神経症と診断される人が増えてきています。 こうした高齢者のうつは「老人性うつ」と呼ばれ、若い世代のうつとは要因や症状に異なる部分もあります。 家族など身近な高齢者が「老人性うつ」になった場合、どのように接するのが良いのかを知っておきましょう。

1ゆっくりできる環境を作る

うつ病の人にとって、ゆっくり休養を取ることは有効な対策となります。 一般的に、うつ病にかかる人は責任感の強い人が多く、体調が悪くても家事などの作業に無理をしがちな傾向があります。 周りの人は、こうした作業を代わってあげるなど、本人がゆったりと休める環境を作るのが大切です。

2ただし「休ませすぎ」には注意が必要

無理をさせないように気づかうのが大切だとお伝えしましたが、一方で、 老人性うつの場合は、「休ませすぎ」にならないように気を配る必要もあります。
高齢の方は筋力などが衰えやすいものです。 老人性うつになることで体調不良などからさらに気力や体力が低下しやすくなります。 「休んだほうが良いから」と何もせずに過ごしていると、寝たきりや認知症につながるリスクもあります。 周囲の人は、本人が適度に心身に刺激を受けられるような機会を作ってあげることも心がけてください。

3一緒に趣味や遊びを楽しむ

手先を使ったり、声を出したり、頭を使って考えたりといった趣味や遊びは、 脳を活性化させるとともに楽しい気持ちや前向きな気持ちを感じさせてくれるものです。
手工芸や写真、囲碁や将棋、カラオケなど、高齢者にも楽しみやすい趣味はいろいろとあります。 本人に合いそうな趣味を勧めてあげたり、一緒に楽しんだりするのも老人性うつの改善に効果的だと言えるでしょう。

4身体を動かす機会を作る

適度な運動は、筋力の衰えを防ぐばかりでなく、気持ちにも良い影響を与えてくれます。
また、高齢になると睡眠が浅くなったり、なかなか寝付けなかったりする人が多く、こうした睡眠障害も老人性うつの一つの原因となっています。 日中に適度に身体を動かすことで、快眠を得やすくなる効果も期待できます。
緑豊かな場所へ一緒に散歩などに出かけたり、簡単な体操などを一緒に行ったりと、なるべく身体を動かす機会を作ってあげるようにするのも大切なことです。

以上、老人性うつの人との接し方で注意したポイントを4つご紹介しました。 ご家族など身近な方が老人性うつと診断された場合は、お伝えしたようなことに気をつけて接することを心がけてください。

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