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大切な人がうつ病になってしまったらどうする?
家族・パートナーに伝えたいこと

家族やパートナーが気付いてほしい変化

うつ病と正しく理解して寄り添ってあげること

うつ病になるきっかけは

うつ病は強いストレスや長期的なストレスから、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れてしまうことで、発症すると言われています。
仕事や育児・介護、就職活動に受験、転校などで環境が変わった時など、些細なことでもうつ病になるきっかけを持っているのです。
大切な人から発せられる心と体のサインを見逃さないことが大切になります。

心のサインとは

毎日憂鬱そうで不機嫌な様子、集中力や決断力が欠けている、死にたい、消えたということがうつ病のサインです。

体のサインとは

疲れやだるさを訴える、食欲がなく体重が減量、寝付きが悪くて不眠気味、身なりや生活がだらしなくなったという変化が、体のサインになります。

家族が行う対応について

家族やパートナーがサインを見逃さないためには

  • 日常生活での変化に注意しましょう
  • 身体の症状に変化があれば黄色信号です。
  • 精神症状に変化があれば赤信号のサインとなります。

症状を理解して、受け止めるはどうするのか

  • まずは病気を受け止めることから始めましょう。
  • 正しい病気の知識を知りましょう。
  • 辛いという気持ちを受け入れてください。
  • 意見することを控えて、話をじっくり聞いてあげましょう。

大切な人を支えるために求められる対応

  • 非難や叱責の言葉よりも、ほめてあげましょう。
  • 安心・リラックスできる環境づくりをしてください。
  • 気分転換は無理にさせないようにしましょう。
  • 治療者ではなく協力者として支えてください。
  • 大切で必要としている存在であることを伝えましょう。
  • 疲れないように長い目で見ることが大切です。
  • 静かに見守り、支えてあげましょう。
  • 回復してきたら、規則正しい生活に戻すようにサポートしてください。

うつ病の症状と状態を知る診断補助

ご家族がうつ病かもしれないとお悩みの方は、光トポグラフィー検査を病院で受けてみましょう。
この検査は脳の活動状態がどう変化しているのかをグラフにして、うつ病診断の正確性を診断することができます。
どんな病状かをしっかり理解することで、有効な治療法を見つけ出すことができるでしょう。

家族やパートナーが必要とする対応とは

非難の言葉や失敗を責めずにほめる

非難の言葉や失敗を責めずにほめる

治療に先が見えず、本人の不規則な生活から悲観的な思考に合わせることが嫌になり、非難したくなる場合もありますが、相手がますます自分を責めてしまう要因となるので、非難や叱責は避けるようにしてください。
逆に何か達成できた時は、その場で褒め、感謝の気持ちを伝えることが大切です。
患者さんの心を落ち着かせて、気分も良くさせることで、回復に向かうことができます。

安心できる環境づくりをしましょう

うつ病を回復させるには、十分な休息が必要不可欠です。
ご自宅で休養する場合、家事や育児、近所付き合いがあると、なかなか心と体を休ませることは困難と言えます。
「休んでも大丈夫」と本人が感じ、リラックスできる環境づくりが欠かせません。
費用がかかってしまいますが、入院も手段です。

気分転換を無理に勧めないでください

「気分転換したら?」と勧めたくなる気持ちは分かりますが、そこは抑えましょう。
もし本人が強く希望する場合は、逆に賛成してあげることが大切です。

治療者ではなく協力者となりましょう

治療者ではなく協力者となりましょう

家族やパートナーであれば、うつ病を良くしてあげたいと誰もが思うでしょう。
しかし、病気を治そうという気持ちは、相手に想いを強く押し付ける態度に繋げてしまう可能性があります。
治療者ではなく、協力者という立場で支えてあげましょう。

大切な人であることを伝えてください

うつ病患者さんの多くが「死にたい」と思うことがあり、時には口に出してしまうこともあります。
このような態度をした時は軽視せず、「死なないで」「あなたは大切な人」としっかり伝えましょう。
必要とされていることが、生きようという気持ちに繋がります。

長い目で見てあげることが大切です

うつ病は良くなったり悪くなったりを繰り返し、回復していくもので、その変化に家族やパートナーも一喜一憂し、疲れてしまいます。
焦って病状を戻さないように、長い目で見ることを心掛けましょう。

そっと見守り、そして支えてあげましょう

そっと見守り、そして支えてあげましょう

うつ病の症状に巻き込まれ、家族やパートナーも時に感情が不安定になる、または共倒れしてしまうケースは少なくありません。
時には聞き流し、本人が避けていると感じない程度の距離で接すことも大切です。

回復の兆しがあれば規則的な生活に改善しましょう

病状が回復した時、療養の流れから生活が不規則になっている場合があるので、医師と相談をして少しずつ、規則正しい生活に改善しましょう。
日中は散歩や買い物に出かけるなど、体力に合わせて行動範囲を広げるようにサポートしてあげてください。

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