漫画で分かる受験生編ケーススタディー
受験生必見!よくある症例
受験うつになると、受験生は貴重な時間を台無しにしてしまうことになります。
以下に取り上げるのは、最近特に増えている受験うつのケースです。
●高校3年生の現役受験生の男子
成績が低迷しているわけではなかったものの、最近の大卒者の就職戦線の厳しさのニュースを聞いているうちに、「一流大学に入れないと人生が終わってしまう」と考え、確実な学力アップに執着。
しかしすべてを一度にやろうとしてうまくいかず、自信を完全に喪失してうつを発症。
それでも「自分が弱い」と反省してばかりで、症状が進んで何も暗記できなくなって受験失敗。
●前年に希望大学合格に失敗した1浪生
あと少しのところで落ちてしまったというショックと、仲間に先を越されたという焦りからあわてて無理な勉強計画を立ててしまう。
うまくいかない苛立ちからうつを発症。
周囲の浪人生がスムーズに学力を上げ、希望大学を射程圏内に収めた姿を見てさらに症状が悪化。
睡眠障害や食欲不振が激しくなり、受験どころではなくなってしまう。
受験うつは早期発見が第一です
こうしたケースは、最近はまったく珍しいものではありません。
いずれのケースでも、早期発見・早期治療をすることが完治および受験の成功への最短コースとなります。