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失敗しない心療内科の選び方

はじめに

現在、心療内科・精神科の医療施設が全国で約9,404あります。(2008年 厚生労働省調査)「病院がたくさんあるので、そのなかでどこが自分に合っているのか分からない」「通院中だけど、治療が本当に合っているのか分からない」と疑問や不安を抱く方が世の中に多いです。
特に、以下のようなクリニックは再検討した方がいいかもしれません。すでに通院中の方もこれから受診しようと思っている方もぜひ参考ください。

こんな医師、クリニックには要注意!

薬の説明をせずに処方し、必ず飲むように指示する

今あなたが診断されている「大うつ病性障害」または「双極性障害うつ病エピソード」という病気は、薬による治療が一般的である一方、いくつかの問題点が指摘されています。
効果が出るまでに長い時間がかかることが多く、精神的、身体的副作用も多く、治療効果がはっきりしない場合にはいくつもの薬を同時に飲まなければならないなど、患者の負担が問題視されるケースも少なくありません。

同じ効果の薬を大量に処方する

たとえば、抗不安剤(デパス、メイラックス)、SSRI(パキシル)、睡眠薬(ハルシオン、アモバン)など、同じ作用をもたらす薬を処方され、日中ずっと眠気やふらつきに襲われ、生活ができなくなるケースもあります。

予約が取りづらい。次の予約が数ヶ月後。

次の予約までもしも何かあったとき取り合ってもらない可能性が高いです。
また治療途中で症状が変わったときに相談にのってもらえないおそれもあります。

初診編(初めて心療内科を受診した場合)

話をろくに聞かずに一方的に診断する

たとえ名医と呼ばれていても話を聞かない医師と信頼関係を築くのは困難であり、それは治療にも大きな影響をもたらします。
また、今の状況やこれまでの経緯を聞いてもらえないため、誤診のおそれもあります。

通院編

通院中の診察の際に、治療による変化などを尋ねない

人によっては、うつ病から躁うつ病など別の病状に変化することがあります。
通院中の途中経過も把握してもらうことが治療には大切です。

何年経っても投薬治療しかしない・治そうとする意志を感じない

5年、10年飲み続けるのは問題です。主に薬は症状の悪化を防止するために利用されます。
治すために様々な治療法を提示してもらえないのは、正しい治療法とはいえません。

重症度が高くても治そうとする姿勢が感じられない。諦められている。

症状が悪化しないように薬を服用することと、うつの原因を探るための精神療法やカウンセリングを用いていくのも投薬と並ぶ大切な治療法です。

やたらと薬を増やしたり、薬をすぐに変えるクリニック

治療方針がしっかりした医師がいるクリニックを選択しましょう。

よい病院を見つけるコツ

ホームページ有無や医師の経歴が掲載されている

精神科は検査機など高額投資が不要なため、経験値の浅い医師がクリニック開院ということも多いです。

口コミサイトや、信頼できる人からの紹介

心療内科・精神科・メンタルクリニックの違いとは?

心療内科とは「心身症を扱う診療科」です。心身症とは、ストレスや精神不調によって引き起こされる身体の不調のことです。

精神科とは「精神疾患を扱う診療科」です。精神疾患とは、不安・抑うつ・不眠・苛立ち・幻覚など、様々な精神異常のことです。

しかし「精神科」という言い方は、世の中の偏見や誤解を招きやすい名称であったため、抵抗感を軽減するために「心療内科」と称しているクリニックが多いです。

「メンタルクリニック」は、心療内科・神経科・精神科という心の分野を取り扱っているという総称ですので、診療科目ではありません。

「心療内科」「精神科」「メンタルクリニック」は『精神科的治療』が行われているクリニックであり、実質的には同じだと考えてよいです。

大切なのは、うつ病を軽症化・寛解(かんかい)へ導くために、医師が本人に合った治療を提案し、実行できるかです。

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