心療内科・精神科で診断書はすぐもらえる?即日発行の条件と費用・注意点を詳しく解説!


診断書の即日発行はよりそいメンタルクリニックへご相談を
よりそいメンタルクリニックは休職や傷病手当金の手続きに必要な診断書の当日発行に対応しています。(*医師が診断書の発行を判断した場合に限る)
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休職や各種申請の手続きに関する専門スタッフも在籍しており手厚いサポートを行なっているため、安心して手続きが進められます。
365日営業しており診断書の当日発行にも対応しており、予約枠があれば心の不調が辛いと感じたその日に予約をよることが可能です。
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よりそいメンタルクリニックのおすすめポイント
心療内科・精神科で診断書がすぐもらえるケースともらえないケース

すぐ(即日)もらえる可能性があるケース
心療内科の診断書を即日で発行してもらえる可能性があるのは、一般的に以下のようなケースです。- 継続的に通院しており、病状が安定している場合: 既に長期間通院しており、医師が患者さんの状態を十分に把握している場合、簡単な診断書(例:通院証明書、短期間の欠席届など)であれば、依頼したその日のうちに作成してもらえることがあります。病状が安定しており、診断名や必要な療養期間に変更がない場合などがこれに該当します。
- 診断内容が明確で、比較的簡易な診断書の場合: 例えば、「風邪のため〇日間自宅療養が必要」といった身体的な病気と異なり、精神疾患の診断には一定の観察期間が必要な場合があります。しかし、診断名が既に確定しており、提出先や用途が限定的で、記載事項も一般的な内容で済む診断書であれば、比較的早く作成が進むことがあります。
- 事前にクリニックに相談・予約している場合: 診断書が必要なことがあらかじめ分かっている場合、事前にクリニックにその旨を伝え、予約時に相談しておくことで、来院当日にある程度準備が進み、即日発行につながる可能性を高めることができます。ただし、これもクリニックの方針や予約状況によります。
- 緊急性が高いと医師が判断した場合(ただし限定的): 生命に関わるような非常に緊急性の高い状況で、かつ医師が即座に判断できる限られた状況であれば、例外的に対応されることもゼロではありません。しかし、心療内科領域でこのようなケースは稀です。
すぐ(即日)もらえない可能性が高いケース
一方で、心療内科の診断書を即日で発行してもらうのが難しい、または時間がかかる可能性が高いのは以下のようなケースです。- 心療内科を初診で受診する場合: これが最も即日発行が難しいケースです。医師は初診の限られた時間内で患者さんの全ての情報を把握することはできません。正確な診断を下したり、適切な療養期間などを判断したりするためには、複数回の診察を通じて病状の経過を観察したり、詳細な問診や検査を行ったりする必要があります。そのため、「すぐに休職したいから、今日診断書がほしい」といった要望に、初診で応じるのは基本的に困難です。
- 病状が不安定、または複雑な場合: うつ病や適応障害、不安障害など、精神疾患の病状は日々変動することがあります。診断が確定していない場合や、複数の問題を抱えている場合、あるいは診断書の内容が病状に大きく左右される場合など、医師が患者さんの状態を慎重に見極める必要がある場合は、診断書作成に時間がかかります。
- 診断書の用途が特殊、または詳細な記述が必要な場合: 休職や傷病手当金の申請、障害年金の申請、生命保険の請求、裁判資料、学校への長期欠席届など、診断書の用途によって求められる記載内容や詳細度が大きく異なります。特に、提出先から指定の様式があったり、特定の項目について詳細な説明が求められたりする場合は、作成に時間と手間がかかるため、即日対応は難しいことがほとんどです。
- 必要な情報(提出先、様式など)が不足している場合: 診断書を作成するためには、「誰に(会社、学校、役所など)」「何のために(休職、手当申請など)」「どのような様式で」といった情報が必要です。これらの情報が不明確だったり、指定様式を忘れたりした場合は、作成に取りかかること自体ができません。
- クリニックの体制や混雑状況: 小規模なクリニックや医師が一人で診察している場合、診断書作成のような事務作業にすぐに時間を割けないことがあります。また、単純に予約が埋まっている、外来が混雑しているといった状況でも、即日対応は難しくなります。
心療内科で診断書をもらうための具体的な方法

診察時に医師に伝えるべきこと
診断書の発行を希望する場合、診察時に医師に以下の点を正確かつ具体的に伝えることが非常に重要です。- 診断書が必要な理由と提出先: 最も重要な情報です。「会社に提出するため」「学校の授業を休むため」「傷病手当金を申請するため」「生命保険会社に提出するため」など、具体的な理由と提出先を明確に伝えましょう。提出先が分かれば、医師も診断書に記載すべき内容を判断しやすくなります。
- 診断書の種類: 提出先や用途によって、必要な診断書の種類が異なります。「休職のための診断書」「通院証明書」「傷病手当金申請用の診断書」「自立支援医療申請用の診断書」など、必要な診断書の種類を伝えましょう。もし種類が分からない場合は、提出先から求められている内容を具体的に説明してください。
- 提出先の指定様式の有無: 会社や学校、公的機関など、提出先によっては診断書の指定様式がある場合があります。指定様式がある場合は、必ず診察を受ける際に持参し、医師に渡してください。様式がない場合は、クリニック所定の様式で作成されます。
- 提出期限: いつまでに診断書が必要か、具体的な期日を伝えましょう。提出期限が分かれば、医師も作成スケジュールを立てやすくなります。ただし、提出期限が迫っているからといって、必ず即日発行してもらえるわけではない点に注意してください。
- 自身の具体的な症状と困っていること: 診断書には、現在の病状やそれが日常生活、仕事、学業にどのように影響しているかを記載する必要があります。ご自身の具体的な症状(例:眠れない、食欲がない、気分が落ち込む、集中できない、電車に乗れないなど)や、それによって具体的にどのようなことに困っているか(例:会社に行けない、仕事でミスが増えた、授業についていけない、外出できないなど)を詳しく医師に伝えましょう。これにより、医師は診断書に説得力のある内容を記載することができます。
診断書発行までの流れ(即日ではない場合)
即日発行が難しい場合、診断書は通常、依頼から数日後に発行されます。一般的な流れは以下のようになります。- 医師に診断書の発行を依頼: 診察時に、上記の必要な情報を添えて医師に診断書の発行をお願いします。
- 医師が作成期間や費用について説明: 医師は、診断書の複雑さやクリニックの状況などを考慮し、作成にかかる目安の期間や費用について説明してくれます。この際に、提出期限などを再度確認し、間に合うかどうかを相談しましょう。
- 診断書の作成: 医師が診察内容やカルテに基づき、診断書を作成します。指定様式がある場合は、それに従って記入します。診断書の種類によっては、作成に専門的な知識や時間が必要となる場合があります。
- 完成の連絡: 診断書が完成したら、クリニックから電話などで連絡が入ります。
- クリニックで受け取り・支払い: 完成した診断書をクリニックの受付で受け取ります。この際に、診断書作成にかかる費用を支払います。郵送での受け取りに対応しているクリニックもありますが、個人情報が含まれる重要な書類のため、手渡しが基本となることが多いです。
心療内科の診断書にかかる費用と注意点

診断書作成費用
心療内科の診断書作成費用は、基本的に健康保険が適用されない自費診療となります。 そのため、費用は医療機関によって自由に設定されており、金額にばらつきがあります。 診断書の一般的な費用相場は、以下の通りです。診断書の種類(目安) | 費用相場(目安・自費診療) |
---|---|
簡単な診断書(通院証明書など) | 3,000円~5,000円程度 |
一般的な診断書(休職、傷病手当金申請用など) | 5,000円~10,000円程度 |
詳細・特殊な診断書(障害年金、裁判用など) | 10,000円以上 |
診断書以外の文書について
心療内科で発行される証明書類は、診断書だけではありません。提出先や用途によっては、診断書以外の文書が必要となる場合があります。代表的なものとして以下があります。- 情報提供書: 現在の担当医が、転院先の医師や他の医療機関、あるいは介護保険の認定調査員などに対し、患者さんの病状や治療経過などの情報を提供する書類です。
- 意見書: 診断書よりもさらに詳細な医学的意見や、特定の事項に関する医師の判断や見解を記載する書類です。例えば、障害年金や自立支援医療の申請の際に、診断書に加えて意見書の提出が求められることがあります。
- 自立支援医療費(精神通院医療)診断書: 精神疾患の通院医療費の自己負担額を軽減する「自立支援医療制度」を利用する際に必要となる診断書です。指定の様式があり、精神疾患の状態や治療内容などが記載されます。
- 精神障害者保健福祉手帳診断書: 精神疾患を有する方が手帳を申請する際に必要となる診断書です。精神疾患の状態や能力障害の状態などが記載されます。
- 就労不能証明書: 病気や怪我により、就労が困難であることを証明する書類です。傷病手当金や生命保険の請求などで使用されることがあります。診断書と類似している場合も多いですが、名称が異なることがあります。
初診で診断書をもらうのは難しい?

休職目的で診断書が必要な場合

- 病名: うつ病、適応障害、不安障害など、医学的な診断名。
- 病状: 現在の具体的な症状や心身の状態。
- 療養の必要性: なぜ休職が必要なのか、その理由。
- 必要な療養期間: 病状回復のために必要と考えられる休職期間(例:〇ヶ月間の自宅療養を要する)。
- 就労に関する意見: 休職期間中の就労は不可であること、今後の就労可否の見通しなど。
- 早めに心療内科を受診する: 症状が出始めてから放置せず、早い段階で専門医に相談することが大切です。症状が軽いうちに適切な治療を開始できれば、休職せずに回復できる可能性もあります。
- 正直に症状と仕事の状況を伝える: 医師に、どのような症状で、仕事や日常生活にどのような支障が出ているのかを具体的に伝えましょう。「頑張れば行けるかも」と無理をせず、今の辛い状態を正直に話すことが重要です。
- 休職の希望を伝える: 休職を考えている場合は、その希望と理由を医師に伝えましょう。医師は患者さんの希望も考慮しつつ、医学的な必要性から判断します。
- 会社との連携について確認する: 休職診断書を会社に提出した後、会社とのやり取り(休職期間、給与、社会保険など)が発生します。会社の人事担当者などに、休職制度について事前に確認しておくとスムーズです。傷病手当金についても、会社を通して申請することが多いので、手続きについて確認しておきましょう。
診断書発行はケースバイケース。早めに相談を。

- 即日発行の可能性は低い: 特に初診の場合や、病状が複雑・不安定な場合、詳細な記載が必要な診断書の場合は、即日発行は難しいことがほとんどです。医師が責任を持って診断書を作成するためには、患者さんの状態を十分に把握する時間が必要だからです。
- 継続通院で病状安定、簡易な診断書であれば可能性あり: 既に通院しており病状が安定している場合や、通院証明書のような簡易な診断書であれば、即日発行してもらえる可能性はゼロではありませんが、これもクリニックの状況によります。
- 費用は自費診療: 診断書作成費用は健康保険適用外で、クリニックや診断書の種類によって費用が異なります(3,000円~10,000円以上が相場)。
- 必要な情報を正確に伝える: 診断書が必要な理由、提出先、指定様式の有無、提出期限などを診察時に医師に具体的に伝えることが重要です。
- 休職診断書は慎重な判断が必要: 休職目的の診断書は、医師が病状や療養の必要性を十分に判断した上で発行するため、初診で即日発行は難しいことが一般的です。
免責事項: この記事で提供している情報は、一般的な知識に基づいて作成されています。 個別の病状や状況、あるいは特定の医療機関の方針によっては当てはまらない場合があります。 診断書の発行や費用、手続きについては、必ずご自身の担当医または受診を検討されている医療機関に直接ご確認ください。 この記事の情報に基づいて行った行動の結果について、当方は一切の責任を負いかねます。
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