コロナ禍でストレスを溜めない、自宅でのストレス解消法!
緊急事態宣言が再発令されましたが、6府県は2021年3月1日に先行解除されました。残る首都圏の1都3県は3月7日が期限ですが、週内の感染状況で判断されるようです。(2021年3月1日現在)
昨年5月の非常事態宣言時と同様に、私たちの生活にさまざまな影響が出ているかと思います。
コロナウイルスの感染拡大を防止するため自治体により店舗営業時間など様々な制限がかけられていますが、そうした状況下ではウイルスの脅威以外にも注意しなければならないものがあります。
ストレスによる「うつ症状」に注意
コロナ禍においては感染への恐怖に加え、自粛ムードで自身の行動が制限されているような感覚に陥り、ストレスが溜まりやすい状況だと言えます。
ストレスが溜まると、うつ症状があらわれ心身に影響が出てきます。そうなると本格的に精神科・心療内科でのうつ病治療が必要になる場合もあります。
個人で可能な範囲で、コロナウイルス感染防止対策とともに「ストレスを溜めないこと」も考える必要があるでしょう。
以下に自粛中でも自宅でできるストレス解消法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
コロナ禍のストレス解消法①「生活リズムを整える」
起床時間に注意する
コロナ禍で自宅にいる時間が長くなり、ついつい夜更かしをしてしまったり、いつもより起床時間が遅くなったりする方も多いのではないでしょうか。
就寝・起床時間がバラバラになると、日中の集中力低下や疲れがとれにくくなるといった状況に陥る可能性もあります。
生活リズムを崩さないよう、なるべく決まった時間に就寝し、起床しましょう。
食事の内容、時間に気を付ける
「ストレス解消のために好きなだけご飯を食べる」といった暴飲暴食は短期的にはスッキリしても、長期的には健康を害してしまう場合がありおすすめできません。
好きな食べ物やお酒を楽しむのは良いですが、食べ過ぎ飲み過ぎには注意しましょう。
また、就寝間際に食事をとることも睡眠の質を下げる原因となるため避ける方が良いでしょう。
就寝のおよそ3時間前までに栄養バランスの良い適切な量の食事をとることが、ストレスの溜まりにくい健康な状態を保つことに繋がります。
コロナ禍のストレス解消法②「リラックスする」
行動でリラックス
落ち着いた書斎で読書をしたり、ストレッチしたりすることもストレス解消に繋がります。
出来るだけ義務化せず気が向いた時に実施することで、心身をよりリラックスした状態に近づけることができます。
香りでリラックス
「嗅覚」は快・不快といった感情の動きに伝わると言われています。
リラックス効果の高いアロマテラピーを始めてみたり、好きな香りの入浴剤を使ってお風呂に入ったりすると、心身ともに安らいでストレス解消になるでしょう。
手入れの手間がかからないアロマディフューザーなどは、手軽に楽しめるためおすすめです。
コロナ禍のストレス解消法③「楽しめることに没頭する」
娯楽を楽しむ
ゲーム・映画・アニメ・Youtubeなどのコンテンツで楽しめるものに没頭することもストレス解消になります。
生活リズムが崩れるほど没頭し過ぎないよう休憩を挟みながら、気軽に楽しむくらいがベストです。
趣味を楽しむ
アートや家庭菜園、お菓子作りなど、自宅でも趣味にできるものは沢山存在します。
宅配サービスを使用すれば材料の調達で外出する必要もなくなります。
外出を自粛し自宅で過ごす中で、自分に合った新たな趣味を見つけることに時間に費やすのも良いかもしれません。
ストレスが溜まっていると感じたら
- ・一日中憂うつな気分が続いている
- ・物事に対して興味や喜びが持てない
- ・疲れやすくやる気がおきない
- ・自分に罪の意識を感じてしまう
- ・将来への希望が持てず、悲観的な気分である
- ・集中力、注意力が低下した
- ・食欲が低下または増加した
ストレスが溜まっている状態が続くと、うつ症状の発症リスクが高まります。
うつ病は症状が悪化する前のなるべく早い段階での対処が大切です。
気持ちが落ち込んだ状態が続いたり、生活の中でおかしいと感じたりすることがあれば、早めに精神科や心療内科などの専門機関で診察を受けるのが良いでしょう。
品川メンタルクリニックでは「光トポグラフィー検査」のデータと医師による診察で、正確なうつ病診断と一人ひとりの状態に合った治療方法の提案ができます。
東京(品川)、大阪(梅田)にクリニックがありますので、上記のような症状が続いているという方は、悪化する前にお気軽にご相談ください。
【プロフィール】
小松 祐
四国地方出身、東京在住のWEBライター。
IT・WEB業界にWEBサイト管理者として携わりながら執筆活動を続けている。
小さい頃から文字と慣れ親しみ、書道の段位は特待生だった。
友人の精神疾患をきっかけに、精神科や心療内科について関心を持つようになる。
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